「国語を学ぶ会」の歴史

 国語を学ぶ会例会 第150回までの軌跡

【令和6年2024】
第151回例会  9月6日​​
・佐野比呂己(北海道教育大学教授・釧路校)文学的文章読解の新地平
・首藤久義(千葉大学名誉教授)個読に敬意 ―解釈は百人百色
・山崎圭志(北海学園札幌高等学校)「国語を楽しく」 〜授業における読解の一考察〜
・太田幸夫(北海道札幌手稲高等学校)文学的文章で論理を育成する〜いわゆる『戦争教材』からの考察
・小久保美子(前新潟大学理事・副学長)Close Readingの基本概念
第152回特別例会  10月14日​​
・佐野比呂己(北海道教育大学教授・釧路校)読むことのエンゲージメントを高める国語科教育 ――読書から探究へ 主体的な学びを促す
・山元隆春(広島大学教授)読むことのエンゲージメントを高める学習指導
・加納敏隆(北海道利尻高等学校)「羅生門」から始まる芥川作品の読書活動 ―ブックパスの一つの形―
・椿山美紀(川崎市立西生田中学校)BHHフレームワークを取り入れて教科書教材を読み、読書生活につなげる取り組みー
・高木公裕(佐賀県吉野ヶ里町立三田川小学校)「やまなし」からはじまる読書と表現
・長澤元子(北海道函館西高等学校)主体的な読み手を探究的手法で育てる試み ―論理国語の取り組みから
第153回例会  11月16日​​
・佐野比呂己(北海道教育大学教授・釧路校)国語科教育における歴史的視点と現代的展開
・中西光雄(河合塾)文語運用と古文解釈の間
・青柳圭子(成城学園中学校高等学校)探究的な学びを支える言語活動としての国語科教育とは
・樋口敦士(狭山ヶ丘高等学校)香炉峰の雪 ー清少納言《対雪捲簾》故事の受容をめぐって―
・山際明利(国立苫小牧工業高等専門学校教授)定番教材談義 こゝろ
第154回例会  12月21日​​
・佐野比呂己(北海道教育大学教授・釧路校)学習者の主体的な学びを促す国語教室
・加藤孝志(北海道小樽未来創造高等学校)(北海道小樽未来創造高等学校)国語科教育において指導する(学ぶ)べき「国語の力」を生徒と概観する「新聞縮約」の授業
・廣田健生(熊本大学教育学部附属小学校)「なる読み」と「みる読み」の往還で物語をより豊かに味わう 〜「友情のかべ新聞」の実践から〜
・戸川貴之(北海道帯広柏葉高等学校)生成AIと読む ――論理国語でよりよく使う
・鈴木孝典(埼玉県立宮代高等学校)国語科教育における漫才の教材的価値について
・岡田陽子(西武学園文理高等学校)翻作法で読み解く土佐日記 〜ICT活用の視点から〜
【令和7年2025】
第155回特別例会(国語探究研究会第150回記念例会) 1月25日
・佐野比呂己(北海道教育大学教授・釧路校)国語探究の深化と広がり ー北と南、理論と実践の架け橋ー
・中野一哉(教育研究者)教科書をひらく、教科書からひらく
・村上呂里(琉球大学教授)子どものナラティブと作品のナラティブが響き合う教室 ――南の島のリテラシー実践
・小久保美子(元新潟大学理事・副学長)「既知の読み」から「未知の読み」へ
・首藤 久義(千葉大学名誉教授)表現活動を通して読む ―大村はま実践における翻作プロジェクト
第156回例会  2月15日​​
・佐野比呂己(北海道教育大学教授・釧路校)国語の学びを創造する
・福田環(北海道釧路北陽高等学校)生徒が主体的に取り組むことができる高等学校国語科の授業の実現に向けて ~「探究的な学習」の視点から~
・宮本真哉(釧路市立愛国小学校)児童一人一人が主体的に学習に取り組む小学校毛筆書写の授業づくり ー課題解決型の書写学習の視点よりー
・戸川 貴之(北海道帯広柏葉高等学校)国語科教育における多文化共生社会~アイヌ民族の文学作品を用いた授業の創造
・吉田勉(北海道教育大学専任講師・釧路校)中国における教育の近代化と古典
第157回例会  3月20日​​
・佐野比呂己(北海道教育大学教授・釧路校)教材解釈を拓く ――多様な視点とアプローチ
・吉田昌平(福岡県久山町立山田小学校)自立した読み手を育む中学年国語科学習
・森川拓也(桜花学園大学准教授)子どもの読みと教師の読みの「差」をつくる必要性について ―教材解釈の意義と方法を考える―
・樋口敦士(狭山ヶ丘高等学校)故事成語「漁父の利」教材考 ー受容史の観点に照らしてー
・山際明利(国立苫小牧工業高等専門学校教授)定番教材談義 「である」ことと「する」こと
第158回例会  4月19日
・佐野比呂己(北海道教育大学教授・釧路校)「優劣のかなたに」を問い直す ――評価と学びの再構築
・首藤久義(千葉大学名誉教授) 共に育つ評価と支援 大村はまの「優劣のかなたに」を本気で受け止める
・中西光雄(河合塾)運用としての漢文-明治30年代東京府立第三中学校での実践を例として
・髙木公裕(佐賀県吉野ヶ里町立三田川小学校) 自立した書き手と読み手に成るということーNancie Atwellの揺らぎから読む、学習者の探究と教師の役割ー
・長澤元子(北海道函館西高等学校)テスト試案~学びが楽しくなり、子どもたちをより深く考えさせるテストの考察
・長屋樹廣(北海道教育大学釧路校)「モチモチの木~My探究ブックで紹介し合おう@斎藤隆介world~」の実践からの一考察
第159回例会  5月10日
・佐野比呂己(北海道教育大学教授・釧路校)「物語の力」を再発見する
・宮川健郎(武蔵野大学名誉教授)「ファンタジー」とは何か ―あまんきみこは「ファンタジー」ではない。近代小説を「ファンタジー」として読むと……―
・菅野菜月(市立札幌啓北商業高等学校)あまんきみこ「白いぼうし」テキスト改変による読みの変容について
・髙木公裕(佐賀県吉野ヶ里町立三田川小学校)なぜ、説明的な文章をデジタル絵本に翻作すると学習者が没頭するのか
・長屋樹廣(北海道教育大学釧路校)「あまんきみこworld探究~My探究ブックで紹介し合おう~おにたのぼうし(小学校3年生)」の実践からの一考察
・村上呂里(琉球大学教授)あまん童話から広がる探究的な学びの可能性 ――〈境〉に生まれるかけがえのない世界
第160回例会  6月7日
・佐野比呂己(北海道教育大学教授・釧路)探究的学びを通して概念的理解を育む国際バカロレア教育
・中村純子(東京学芸大学大学院准教授)探究と概念で学びを育む国際バカロレア教育のプログラム構造 ~小学校PYP・中学校MYP・高等学校DP「言語A(国語)」紹介~
・木立浩平(ホライゾン学園仙台小学校)探究の時間における国語の役割ー『さなぎたちの教室』と『イースター島にはなぜ森林がないのか』の実践報告ー
・浅井悦代(東京学芸大学附属国際中等教育学校)『竹取物語』時空を越えて人々の心情は ―概念「ものの見方」を通して
・福島浩介(岡山理科大学教育学部教授)一条校における、概念的理解を促すテクスト間相互関連性(intertextuality)を意識した単元の実践 ~「偽善の勧め」「山月記」「『である』ことと『すること』」で単元作ってみた~
・福永和輝(埼玉県さいたま市立大宮国際中等教育学校)DP言語A「言語と文学」における概念を用いたテクスト読解 ~カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』と概念型ブックトーク ”テクストーーク” の実践報告~
第161回例会  7月5日
・佐野比呂己(北海道教育大学教授・釧路校)国語を俯瞰する空間論
・花坂歩(大分大学教授)「感情」の所在と触発について:リテラシーが多様化する中で何を拠り所にすればよいかの模索
・長屋樹廣(北海道教育大学釧路校)主体的・探究的に読む国語授業の創造~「Myデジタル鳥獣戯画絵巻をつくろう」(光村図書6年)の実践の一考察
・小田康陽(大分大学大学院)感覚の個別性に着目した、絵本を用いた授業の開発
・釘宮里枝(大分県教育庁)学習者が自身の学びを俯瞰し成長する授業の模索
・田山地範幸(名古屋経済大学市邨中学校・高等学校)現代語エッセイと古文変換を通した学習活動の実践
第162回例会  8月2日
・佐野比呂己(北海道教育大学教授・釧路校)国語学習を楽しむ
・首藤久義(千葉大学名誉教授)読みを創る・読みを楽しむ
・戸川貴之(北海道帯広柏葉高等学校)生成AI、ICTと創造する「学びの場」 〜楽しく主体的な学びを目指して〜
・青柳圭子(成城学園中学校高等学校)自分の答えをつくる学び~『オツベルと象』の授業実践から~
・石村由里(千葉県南房総市立嶺南中学校)地域学習材「南総里見八犬伝」で深い学びを
・金城周子(琉球大学教育学部附属小学校)アーノルド=ローベル「お手紙」と「おちば」の重ね読みからシリーズ物語創作へ〜2年1組 そうぞう力図書館を土台として〜
第163回例会  9月6日
・佐野比呂己(北海道教育大学教授・釧路)教科書・教材からひらく国語科学習  ――子供の学びにおける国語教科書の意義
・幾田伸司(鳴門教育大学教授)国語教科書の小さな秘密を考える
・中西光雄(河合塾)芳賀矢一 統合と分散
・椿山美紀(川崎市立宮前平中学校)教科書から始まる、多読につながる学びへ
・奥村勉(北海道教育大学非常勤講師)中学校2年教材「夏の葬列」(山川方夫)を考える ――物語における情景描写の“はたらき”についてーー
・長屋樹廣(北海道教育大学釧路校)大村はま国語科教育論考察
第164回例会  10月12日
・佐野比呂己(北海道教育大学教授・釧路)普段の国語の授業づくりの充実
・本橋幸康(埼玉大学准教授)×藤倉遼介(お茶の水女子大学附属中学校) 対談:「主体的な学び」を促す国語科の授業づくり
・川畑那由昂(埼玉県富士見市立針ケ谷小学校)児童が学びを自己調整し、探究的に学び続ける国語科学習
・中村真和(埼玉県川島町立中山小学校)児童自ら課題を見つけ、協働的に解決できる国語科授業の研究
・保坂拓実(川口市立安行東中学校)実生活や実社会に生きてはたらく国語科学習の研究
・田辺愛(狭山市立入間野中学校)文学的な文章における生徒の「問い」の構築を活かした授業づくり
・鈴木孝典(埼玉県立宮代高等学校)国語科授業実践における「相対化」 ——「物語を二通りに読むこと」の実践を中心に
・濱野天司郎(大阪府立水都国際中学・高等学校)「みんなで創る学び」の探究
・石川諒介(北海道教育大学附属釧路義務教育学校前期課程)小・中学校の学びの接続を意識した入門期における国語科授業の構想 ~小学校低学年の実践から~
第165回例会  11月15日
・佐野比呂己(北海道教育大学教授・釧路)ことばを紡ぎ出す場、ことばが生まれる時
・小久保美子(元新潟大学教授)宮澤トシ「自省録」の思考の軌跡
・小潟雄一(新潟大学附属長岡小学校)思考力の芽をはぐくむ小学校1年生の国語授業づくり ~幼児教育と小学校教育を探究でつなぐ~
・永井ほのり(広島大学大学院)「教室方言をテーマとした脚本づくりワークショップ」の実践報告
・矢部玲子(前北海道文教大学)隣は何をする人ぞ 書くことにおける言語感覚(適否)指導の場合
・樋口敦士(狭山ヶ丘高等学校)陸游『入蜀記』の教材観
第166回例会  12月13日
・佐野比呂己(北海道教育大学教授・釧路校)学習者とともに創造する未来の教室へ 〜ことばの学びを学習者の手に取り戻すために〜
首藤久義(千葉大学名誉教授)国語科の特性:総合的実技科
・中野一哉(教育研究者)枠組みからの解放ー学び手とともに教科書を創る
・戸川貴之(北海道帯広柏葉高等学校)学びを取りに行く学習者と学び合う場づくりをする
・長屋樹廣(北海道教育大学釧路校)主体的・探究的に読む国語授業の創造 ~「考えの形成」のプロセスに着目した一考察~
・花坂歩(大分大学教授)小田康陽(大分大学大学院)「振り返り」で何を書かせればよいのか:多様性を拓く教師の投げかけについて
【令和8年2026】

このブログの人気の投稿

「国語を学ぶ会」とは

『国語論集』北海道教育大学釧路校国語科教育研究室